テレワーク時代の全自動コーヒーマシン(デロンギ マグニフィカS)レビュー

私のように毎朝コーヒーを飲んで、頭を仕事モード切り替えている人は多いと思う。「コロナ以前はコンビニで挽きたてコーヒーを飲めていたのに、テレワークになってからおいしいコーヒーが飲めない!」といった方にお勧めのコーヒーメーカーをレビューしたい。

デロンギ マグニフィカS の紹介

良いポイント/残念なポイント

  • 全自動が便利
  • コーヒーがうまい!
  • (長い目で見れば)コスパがいい
  • 本体が高い
  • 大きい豆が詰まる

詳細

全自動が便利

普通のドリップ式のものは、淹れるたびにコーヒー豆を用意したり絞りカスを捨てたりしなければならない。しかもドリップポットを使わなければならないので、洗い物が増えて面倒である。これは何かと忙しい朝を過ごす現代人には致命的で、結局平日はインスタントコーヒーを飲んでいるという人は多いだろう。

一方で、マグニフィカSは数回分の水とコーヒー豆を用意できるので、夜に予め水とコーヒー豆をセットしておけば朝はボタン一つで淹れたてコーヒーを飲むことができる。また、コップやボトルに直接入れられるため、ドリップポットなどの専用容器を使う必要がない。しかも、抽出口が2つあるので夫婦二人分のエスプレッソを一度に淹れることができる。

自動内部洗浄機能付きなので日々のお手入れも簡単だ。自動洗浄の廃液が貯まるトレイと豆の絞りカスが貯まるカス受けを数日に一度の頻度で掃除するだけでいい。他は、追加でコーヒーを抽出する抽出ユニットと呼ばれる部分を1ヶ月に一度洗うくらいだ。カプチーノなどのためにミルクを泡立てるミルクフロッサーという部分は使うたびに洗わなければいけないのが少し面倒だが、使うたびに洗うという頻度がネックなだけで、洗浄自体は簡単なのでさほど気にする必要もない気がする。

蛇足だが、個人的に気に入ってるポイントは、Klean Kanteenのワイドインスレートボトルに直接入れることができる点だ。私は、仕事中に飲むコーヒーをこのボトルに入れておいて、会社に持っていっている。コンビニコーヒーよりコスパがよく、お小遣いの節約になる。抽出口が高さ約12cmまで上げることができるので、ボトルの口径にもよるが高さ15cmくらいまでのボトルは使えるだろう。

Klean Kanteenのワイドインスレートボトルがギリギリ入る高さの抽出口
Klean Kanteenのワイドインスレートボトルがギリギリ入る高さの抽出口

コーヒーがうまい!

「さすがデロンギ!」となるレベルでおいしいコーヒーを作ることができる。個人的な感想になるが、マグニフィカSで作ったコーヒーを飲み始めてからは、インスタントコーヒーや缶コーヒーの味が「コーヒーもどき」のように感じるくらいだ。

作れる種類も豊富で、エスプレッソ・ロングコーヒー・カフェジャポーネ(レギュラーコーヒー)を入れることができる。カフェジャポーネというのは、抽出と蒸らしを繰り返しながら淹れるレギュラーコーヒーのことで、ハンドドリップしたような味わいのコーヒーだ。この日本人好みのカフェジャポーネを飲めるのもマグニフィカSの魅力だろう。

(長い目で見れば)コスパがいい

引用:経済性で選ぶ | 挽き立ての秘密 | デロンギ
引用:経済性で選ぶ | 挽き立ての秘密 | デロンギ https://barista.delonghi.co.jp/perfect/simulation.html

上の図はデロンギの公式サイトで計算したものだが、3年弱でネスプレッソなどのカプセル式コーヒーメーカーとのコスパが逆転するとのことだ。尚、豆の価格は私がいつも利用している珈琲問屋の月替わり特価商品の価格で、カプセルのそれはAmazonでAmazon Choiceに設定されている商品を参考にした(下記のアフィリエイトリンク)。

本体が高い

上記の通り長い目で見たときのコスパはいいが、実際問題本体価格が高いことは否定できない。機能性が異なるが、Panasonicやサーモスの商品であれば1万円台で購入できるものもある。6万円台(2021/05時点)のマグニフィカSはホイホイと簡単に買える価格ではないだろう。ただ、日々のお手入れがドリップ式より楽だったり、上で述べた通りカプセル式よりも長期的コスパはいいので、値段なりの価値はあると思っている。買おうと考えている方は家電量販店などの5年保証が付く店で買ったらいいだろう。

大きい豆が詰まる

マグニフィカSは、コーン式グラインダーがついていてワンボタンでコーヒーを入れることができるのだが、コーヒー豆の銘柄によってはグラインダーの入り口でコーヒー豆がつまり、グラインダーが空転し、薄いコーヒーになってしまうことがある。きちんと分析していないのだが、キリマンジャロAAなどの豆のサイズが大きいものが詰まりやすい傾向にあると考えている。

解決策としては、詰まった際に指や箸などでコーヒー豆をガシガシと混ぜればつまりが解消されるのだが、少々面倒である。私はそもそも豆のサイズが大きいものを買わないようにしてこの問題を回避している。

まとめ

全自動でおいしいコーヒーが飲め、ランニングコストがカプセル式コーヒーメーカーやコンビニコーヒーより安いので、少々高くても思い切って買うべきだ。豆のつまりなどの問題もあるが、上で述べた工夫により回避できる。マグニフィカSはテレワーク民にぴったりのコーヒーメーカーだろう。

私は2018年09月に購入してから毎日のように使っている。このコーヒーメーカーがない生活には戻れないというレベルに便利なので、ぜひ皆さんにも使ってもらいたい。

コメント

このブログの人気の投稿

ネットワークカメラ(TP-Link Tapo C200)が頻繁にオフラインになるときの解決方法

IKEAのPCデスク(MICKE)でモニターアームを使う

モンベル in 韓国 その1