自転車乗りのためのスマホ対応手袋

スマホ用手袋を買ってずいぶん経ったので、レビューしてみる。

買ったのは、The North Faceのイーチップグローブ。今年の冬のモデルからバージョンアップしたようだが、買ったのは1つ前のモデル。 最新のモデルは中指にスマホ操作可能な素材追加されたり、手袋自体の素材もが変わったり、すべり止めが廃止されて人口皮革になったりとほとんど別物になっているようだ。


それはさておき、今日は、私がなぜイーチップグローブを選んだかということと、イーチップグローブの自転車乗り向け(主にロードバイク)の改良方法を紹介しよう。

私が持っているイーチップグローブ。広い部分をすべり止めが覆っている。

まずは、イーチップグローブを選んだ基準を述べる。個人的に自転車乗りとして必要な機能は、適度に暖かくて、適度に防風性があり、すべり止めがある事だと思っている。すべり止めの有無は、ブレーキレバーを握るときに手袋をしていると滑りやすいので、特にロードバイクに載っている人にとって特に重要な要素だろう。

去年の10月頃の私は、いろいろネットでリサーチしてイーチップグローブがこの3つの条件を満たすだろうと考えて、この手袋を購入した。購入した当初は「ノースフェイス製でカッコいい!」、「スマホが操作できる!」と喜んでいたのだが、1週間ほど使った後に欠点を見つけてしまった。ロードバイクに乗るときに、ブレーキレバーが滑って引きにくいのである。すべり止めが非常に弱いのだ。

これを解決するためにいろいろ考え、最終的にこの結論に行きついた。「すべり止めが弱いなら自分ですべり止めを追加したらいいじゃない」と。そのために使ったのは液体ゴム。「BE2-6 液体ゴム クリア チューブタイプ 70g」 というものを使用した。



使用方法はただグローブをきれいにして液体ゴムを塗るだけ。何度も重ね塗りしてなるべく厚塗りするといいだろう。私は中指と薬指の第一関節から先に塗った。最悪中指の先にだけすべり止めがついていればブレーキレバーを握りそこなうことはないだろう。

中指と薬指に液体ゴムを塗った。

液体ゴムを塗って2か月ほど使用したが、ゴムの表面に少し亀裂が入っただけでほとんど実用に支障はない。洗濯しても落ちる気配もないし、耐久性は十分だ。肝心のすべり止め性能も落ちる気配はない。

現行のイーチップグローブは中指も電導布になってしまい、ブレーキ操作がしやすいかどうか気になるところだ。調べてみたところ、有名登山メーカーのBlack Diamond やMountain Hardwear、Millet がそれぞれスマホ対応手袋を出している。Black Diamond はゴアウインドストッパー製で、Mountain Hardwear は全面電導布で作られているようだ。




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